人見知りは思い込み

僕は対人恐怖症で大学時代の1年未満くらい精神 安定剤を飲んでいました。

家にいても泣いていることが多く、劣等感に苛まれていました。

なんで自分はこんなに人より劣っているんだろう。

そう思っていました。

しかし、恥ずかしいと思うことにすがりついても自分の悩みを解消したいと思いました。

最初、精神科の病院に行くことは勇気が要りました。

自分はおかしい人と自分で自分を認めてる気がしたからです。

だけど誰かに相談せねば、分からない、し、変わらないと思ったのです。

何かで悩む時、
何かしたいこと(目標)がある時、
は人に話す(発信する)のが1番です。

それについて誰かが自分では思いもつかなかったことを言ってくれたり、
客観的に物事を見てくれたり、同じ悩みや目標を持っている人を紹介してくれたりすることもあるからです。

そうやって目標にしても悩みにしても、
自分が今まで考えてきた点と点を線に変えられる瞬間が必ずやってきます。

成長していける人の特徴は、
『点と点を線に考え、前向きに進んで行ける人』
だと思っています。
その時だけ見たら、悲しみの瞬間(点)もきっとそれを味わったことのある人しか出来ない未来を掴めるはず。点を点だけで考えず、未来は「きっと上手くいく」、、そんな気持ちが大事なんだと思う。


例えば僕は対人恐怖症であり、
その根源の性格には常に心配性、物事を恐れる、緊張が常人よりはんぱない
という特殊能力?を持っていました。

しかし、僕は旅行業で起業した際に、
その特殊能力は大きく花開き、長所へと転じました。

旅行業は何より細かい作業が求められ、
同時に何件もお客さんの旅行を手配する上に、小さいミスでも許されません。

そういった誰にでも出来る仕事ではないのに、
こなすことが出来たのは心配性であったため、何度も何度も確認することが出来たからだと思っています。

僕は自分の短所と思っていた部分を、
長所として繋げることが出来ました。

でも長所短所は結局表裏一体。
あんまり、生きていく本質的な意味から考えたら正直どーだっていいことなんです。

性格っていわば一種の思い込みなこともあるんです。

それより大事なのは、
じゃあ結局あなたがどうしたいのか??

そのためにその性格は役に立つか、立たないか。
だけなんです。

僕は心のどこかで人と繋がりたい、と願っていました。
それも素直な自分を分かち合える相手だ。

素直な自分でいる時に一緒にいてくれる相手と、
猫を被っている時に一緒にいてくれる相手、
どちらのほうが本当の意味でのパートナーや長く居れる友達かと言ったら明らかに素直な時だと思います。

だったら人見知りとか対人恐怖症とかどうでも良くないですか????

俺は愛されるより、愛することが出来る人間でいたい。
そして一緒にいるなら、同じく、愛されるより愛することが出来る人間と時間をともにしたいと願う。

話し掛けて傷付くとか、
素直な気持ちを伝えて傷付くとか、

それを恐れない人間の方が、何もせず自分が愛されることを待ってる人間より、
よっぽど本当の愛を知れると思っている。

自分は昔、愛するより、愛されるほうのことをずっと考えていた。
だから相手の言動や扱い方でスネたり、落ち込んだり、見下したりしていた。
別に相手の扱いに対して不快な感情を持つことは間違いではないが、それを上手く相手に伝えることが出来なかったり、素直に表現せずに、
スネるとか、自分を愛してくれるか愛してくれないかの基準で考えてたお子ちゃまだった。

人間には言葉がある、
もし思ったことがあるのならその場で冷静に相手に伝えるべきだ。
思ったままのことを一方的にならず相手に伝えるべきだ。
あなたが湧く感情は否定していいものでは決してない!!

感情はなにより大切にすべきものだ。


愛されるより愛することが出来る人間は、
自分の思っていることをしっかり相手に伝えることが出来る。
自分がしたいことに向かって行動出来る行動力があるし、
自分がやりたくないことを素直にやめる勇気を持っている。

そして、誰かが自分を楽しませてくれるっていう考えより、自分が誰かを楽しませようって考え方だ。(芸人がモテるのもそういう理由からかもね)
そして"今"この時を楽しもう!っていう前向きな気持ちがある人だ。

なぜなら本当の幸せとは、
あなただけの幸せでもなく、
私だけの幸せでもなく、
"私たち"の幸せこそが本当の幸せなのだから。


愛されたい人間と愛されたい人間が一緒にいて二人とも幸せになれるか?
愛することが出来る人間と愛されたい人間が一緒にいて二人とも幸せになれるか?
愛することが出来る人間と愛することが出来る人間が一緒にいたら二人とも幸せになれるんじゃないか?

たぶん1番楽しさを共有出来るのは愛することが出来る人間同士でいるときだ。

愛することが出来る、
というのは素直でいれる状態のことだ。

意地を張っている状態ではない。
偏見で相手を見ることではない。

自分の素直な感情を認め、
自意識過剰を捨てた状態である。

素直でいるとは、ごく簡単なことのように思えるかもしれないが、実はすごく難しく、ちょっとずつ表現していくことが大事なのかもしれない。

 

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